カップ専用の釉掛けバサミの自作(4)<完成> [陶芸道具]
カップがうまく挟めるように、爪の長さや角度、先端の尖り具合をグラインダーで砥いで調整しました。
最後に、溶接した部分にアルミテープを巻いて完成です。
試しにカップを挟んでみると、しっかりと挟めます。
《 使い方 》
カップを横から挟んで釉薬を掛けます。
この釉掛けバサミを使うと「カップを挟む⇒釉薬を掛ける⇒カップを置く」までの一連の流れを、器を持ち変えたり触ることなく、ワンアクションで施釉できます。
また釉薬を掛ける時にもたもたすることがないため、作品の仕上がり品質も安定すると思います。
特殊な釉掛けバサミを購入すると10,000円くらいかかりますが、販売しているものと遜色ないものが1/10くらいの費用で作成できました。
カップや茶碗くらいの大きさの器にしか使えませんが、作業効率と品質の上がる施釉道具が完成しました。
作ってみての改善点として、爪部分を可動式にして角度を変えられるようにすると、カップだけでなくもっと大きな器も挟めるため、使用できる器の幅がもっと広ると思いました。
最後に、溶接した部分にアルミテープを巻いて完成です。
試しにカップを挟んでみると、しっかりと挟めます。
《 使い方 》
カップを横から挟んで釉薬を掛けます。
この釉掛けバサミを使うと「カップを挟む⇒釉薬を掛ける⇒カップを置く」までの一連の流れを、器を持ち変えたり触ることなく、ワンアクションで施釉できます。
また釉薬を掛ける時にもたもたすることがないため、作品の仕上がり品質も安定すると思います。
特殊な釉掛けバサミを購入すると10,000円くらいかかりますが、販売しているものと遜色ないものが1/10くらいの費用で作成できました。
カップや茶碗くらいの大きさの器にしか使えませんが、作業効率と品質の上がる施釉道具が完成しました。
作ってみての改善点として、爪部分を可動式にして角度を変えられるようにすると、カップだけでなくもっと大きな器も挟めるため、使用できる器の幅がもっと広ると思いました。
カップ専用の釉掛けバサミの自作(3) [陶芸道具]
カップ専用の釉掛けバサミの自作(2) [陶芸道具]
カップ専用の釉掛けバサミの自作(1) [陶芸道具]
陶芸では釉薬を掛ける(施釉)時に、釉掛けバサミを使うことが多い。
市販のハサミは様々な器の施釉に多用できて便利ですが、使いづらい部分もあります。
カップに掛ける専用のハサミがあると作業の効率が上がり、品質も安定します。
そこで、下記のような釉掛け鋏を自作しました。カップを横から掴んで施釉できます。
(今回自作したカップ専用の釉掛けバサミ)
(普段使っている一般的な釉掛けバサミ)
今回使用した材料は次の4つです。
①練炭バサミ(ホームセンターで400円で購入)
②自動車のワイパーの芯(ワイパー交換時に出た廃材のため0円)
③銀ロウ付け材(ホームセンターで900円で購入)
④ステンレスワイヤー(以前購入した余り)
市販のハサミは様々な器の施釉に多用できて便利ですが、使いづらい部分もあります。
カップに掛ける専用のハサミがあると作業の効率が上がり、品質も安定します。
そこで、下記のような釉掛け鋏を自作しました。カップを横から掴んで施釉できます。
(今回自作したカップ専用の釉掛けバサミ)
(普段使っている一般的な釉掛けバサミ)
今回使用した材料は次の4つです。
①練炭バサミ(ホームセンターで400円で購入)
②自動車のワイパーの芯(ワイパー交換時に出た廃材のため0円)
③銀ロウ付け材(ホームセンターで900円で購入)
④ステンレスワイヤー(以前購入した余り)
かきベラ(陶芸小道具)の自作(2)<完成> [陶芸道具]
丸棒にあけた穴に、ヘラの付け根を挟み込んで、上からワイヤを巻いて固定しました。
ワイヤを巻いただけだと持ちにくいため、その上からアルミテープを巻きました。
ヘラには刃がついていないので、グラインダーで砥いで刃を付けて完成です。
出来上がったものを実際に使ってみると、削りにくい部分もあったので刃の角度等を微調整しました。
市販のもの以上に硬くて粘りがあり、すごく使いやすい道具になりました。
かきベラを買うと通常、一つ500~600円くらいします。今回かきベラづくりで購入したものは
丸棒とワイヤだけです。一つ50円くらいで出来上がりました。
また、市販のものはヘラの形が決まっていますが、自作すると作る作品や作業に合わせて使いやすい形のヘラを作ることができます。
作ってみると意外と簡単に作れるものなので、自作をお勧めします。
ワイヤを巻いただけだと持ちにくいため、その上からアルミテープを巻きました。
ヘラには刃がついていないので、グラインダーで砥いで刃を付けて完成です。
出来上がったものを実際に使ってみると、削りにくい部分もあったので刃の角度等を微調整しました。
市販のもの以上に硬くて粘りがあり、すごく使いやすい道具になりました。
かきベラを買うと通常、一つ500~600円くらいします。今回かきベラづくりで購入したものは
丸棒とワイヤだけです。一つ50円くらいで出来上がりました。
また、市販のものはヘラの形が決まっていますが、自作すると作る作品や作業に合わせて使いやすい形のヘラを作ることができます。
作ってみると意外と簡単に作れるものなので、自作をお勧めします。
かきベラ(陶芸小道具)の自作(1) [陶芸道具]
トースカンの作成(2)<完成> [陶芸道具]
トースカンの作成(1) [陶芸道具]
切り弓の作成 [陶芸道具]
ろくろ成形の時に口縁をまっすぐに切ったり、高さを揃えたいときに切り弓を使用しますが、様々な大きさの切り弓があると便利なので、自作することにしました。
今回作成した切り弓がこれらです。
購入した部品は針金のみです。(ホームセンターで購入)
弓になる金具は廃材を使いました。自動車のワイパーを交換したときに出てきた芯です。
陶芸道具作りに使えそうなので取っておいたものです。
反発力がありステンレス製なのでサビる心配がありません。
針金を止める部分をヤスリで削って、窪みを付けました。
窪みに針金を張って弓にしました。簡単に作成できました。
実際に使ってみると、市販の切り弓よりも細い針金を使用したので、引っかかることなく切りやすく感じました。
今回作成した切り弓がこれらです。
購入した部品は針金のみです。(ホームセンターで購入)
弓になる金具は廃材を使いました。自動車のワイパーを交換したときに出てきた芯です。
陶芸道具作りに使えそうなので取っておいたものです。
反発力がありステンレス製なのでサビる心配がありません。
針金を止める部分をヤスリで削って、窪みを付けました。
窪みに針金を張って弓にしました。簡単に作成できました。
実際に使ってみると、市販の切り弓よりも細い針金を使用したので、引っかかることなく切りやすく感じました。
切り糸、しっぴきの作成 [陶芸道具]
台車の作成<完成>(3) [陶芸道具]
台車の作成(2) [陶芸道具]
台車の作成(1) [陶芸道具]
ろくろ作業台の作成<完成>(3) [陶芸道具]
ろくろ作業台の作成(2) [陶芸道具]
ろくろ作業台の作成(1) [陶芸道具]
陶芸作業台の作成<完成>(4) [陶芸道具]
陶芸作業台の作成(3) [陶芸道具]
陶芸作業台の作成(2) [陶芸道具]
ホームセンターで買った部材を組み立てます。
脚は2×4材を2本繋げました。本当は大きな木材1本で脚を作った方が良いと思います。予算を押さえるために2×4材2本をL字型に組んで脚を作りました。
脚裏にカーペット生地を貼り付け、床が傷まないようにしました。
棚枠を組み立てます。ベルトクランプを使うと便利です。
1メートルの長さのものを締め付ける大きなクランプを持っている人は、日曜大工が趣味の人以外は少ないと思います。
ベルトクランプは普通のクランプのように締め付ける力はあまり強くありませんが、5メートルサイズの大きなものまで締め付けられます。
棚を2段作ります。上段には小道具を置き、下段には釉薬バケツや手轆轤を置く予定です。
棚板に水がかかっても大丈夫なように、棚の表にウレタンニスを塗りました。
部材をねじ止めした部分はすべて、ひっかけてケガしないように、ネジが埋まるようにしました。
・・・次に、つづく。
脚は2×4材を2本繋げました。本当は大きな木材1本で脚を作った方が良いと思います。予算を押さえるために2×4材2本をL字型に組んで脚を作りました。
脚裏にカーペット生地を貼り付け、床が傷まないようにしました。
棚枠を組み立てます。ベルトクランプを使うと便利です。
1メートルの長さのものを締め付ける大きなクランプを持っている人は、日曜大工が趣味の人以外は少ないと思います。
ベルトクランプは普通のクランプのように締め付ける力はあまり強くありませんが、5メートルサイズの大きなものまで締め付けられます。
棚を2段作ります。上段には小道具を置き、下段には釉薬バケツや手轆轤を置く予定です。
棚板に水がかかっても大丈夫なように、棚の表にウレタンニスを塗りました。
部材をねじ止めした部分はすべて、ひっかけてケガしないように、ネジが埋まるようにしました。
・・・次に、つづく。
陶芸作業台の作成(1) [陶芸道具]
陶芸店などで既製の作業台を購入すると、軽く10万円を超えます。
予算や設置スペースの関係もあり、良い作品が制作できる作業台をDIYすることにしました。
次のような作業台が希望です。
(1)頑丈であること。
体重をかけて土を練ったり、粘土を叩き付けたりしてもビクともしない頑丈な台であること。
(2)作業しやすい高さ(70㎝以下)であること。
菊練りの時に体重をかけやすく、また手ろくろを台に載せて使うため、通常のテーブルよりもやや低め(60㎝台)の台であること。
(3)邪魔にならず、作業がしやすい大きさであること(大き過ぎず小さ過ぎず)。
施釉時にも使用するため適度な作業スペースがあり、邪魔にならないサイズであること。
(4)棚のある機能的な台であること。
工房のスペースに限りがあるため、作業台の下を有効活用でき、道具等が置けること。
(5)反ったり、割れたりしないこと。
陶芸では水を使って制作することが多いため、板が反ったり割れたりしないこと。
(6)天板の取り換えがしやすいこと。
天板が劣化したり傷んだときに、交換しやすいこと。
SPF材とべニア板(コンパネ)等をホームセンターで買ってきました。部材のカットは、ホームセンターのカットサービスを利用しました。
部材を組み立てます。 ・・・次に、つづく。
予算や設置スペースの関係もあり、良い作品が制作できる作業台をDIYすることにしました。
次のような作業台が希望です。
(1)頑丈であること。
体重をかけて土を練ったり、粘土を叩き付けたりしてもビクともしない頑丈な台であること。
(2)作業しやすい高さ(70㎝以下)であること。
菊練りの時に体重をかけやすく、また手ろくろを台に載せて使うため、通常のテーブルよりもやや低め(60㎝台)の台であること。
(3)邪魔にならず、作業がしやすい大きさであること(大き過ぎず小さ過ぎず)。
施釉時にも使用するため適度な作業スペースがあり、邪魔にならないサイズであること。
(4)棚のある機能的な台であること。
工房のスペースに限りがあるため、作業台の下を有効活用でき、道具等が置けること。
(5)反ったり、割れたりしないこと。
陶芸では水を使って制作することが多いため、板が反ったり割れたりしないこと。
(6)天板の取り換えがしやすいこと。
天板が劣化したり傷んだときに、交換しやすいこと。
SPF材とべニア板(コンパネ)等をホームセンターで買ってきました。部材のカットは、ホームセンターのカットサービスを利用しました。
部材を組み立てます。 ・・・次に、つづく。