SSブログ

カップ専用の釉掛けバサミの自作(4)<完成> [陶芸道具]

カップがうまく挟めるように、爪の長さや角度、先端の尖り具合をグラインダーで砥いで調整しました。

最後に、溶接した部分にアルミテープを巻いて完成です。

自作釉掛けバサミ9.jpg

試しにカップを挟んでみると、しっかりと挟めます。


《 使い方 》

カップを横から挟んで釉薬を掛けます。

自作釉掛けバサミ10.jpg

この釉掛けバサミを使うと「カップを挟む⇒釉薬を掛ける⇒カップを置く」までの一連の流れを、器を持ち変えたり触ることなく、ワンアクションで施釉できます。

また釉薬を掛ける時にもたもたすることがないため、作品の仕上がり品質も安定すると思います。

特殊な釉掛けバサミを購入すると10,000円くらいかかりますが、販売しているものと遜色ないものが1/10くらいの費用で作成できました。

カップや茶碗くらいの大きさの器にしか使えませんが、作業効率と品質の上がる施釉道具が完成しました。



作ってみての改善点として、爪部分を可動式にして角度を変えられるようにすると、カップだけでなくもっと大きな器も挟めるため、使用できる器の幅がもっと広ると思いました。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。