SSブログ

陶芸は Try and Error の繰り返し [試してみる(テスト)]

陶芸は、Try and Error の繰り返しです。

試す→失敗、試す→失敗、を繰り返しながらイメージ通りの作品に近づいていきます。

下記のものは、最近、同じ条件(同じ土、同じ釉薬、同じ焼成)で作ったカップと皿です。

カヤ色釉テスト1.JPG


カップと皿を同じ色調に仕上げる予定でした。カップはイメージ通りの作品に焼き上がりましたが、皿はイメージとは異なる焼き上がりとなりました。


カップの方は釉薬が流れていい感じの色に仕上がりになりました。一方、皿の方は絵柄部分に釉薬が溜まり、絵柄がつぶれてしまいました。

カヤ色釉テスト2.JPG

カヤ色釉テスト3.JPG


このように同じ条件で焼いても、作品の形状や厚み、釉薬の濃度や掛ける厚さ、置く場所等によって、同じようには出来上がりません。


失敗することで初めて気づくことが多いです。


いつもいい器を作るつもりで取り組んでいますが、現実は 試す→失敗→改善、試す→失敗→改善、を繰り返しながら、やっと出来上がります。


一つの器ができあがる裏には、多くの失敗の積み重ねがあります。


陶芸では、失敗を積み重ねることでしかいい作品ができあがらないのかもしれません。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。