SSブログ

透かし彫り陶器のつくり方 [製作途中]

時々、二重構造で透かし彫りを装飾した花器などを制作します。

透かし彫り醤油さし4.jpg

陶芸の主な工程の流れは、
①形を成形→②削り・形の装飾→③素焼き→④色つけ(釉薬をつける)→⑤本焼き→⑥完成、
です。
二重の透かし彫りを入れたものは、①の成形で2重のものを作ります。

2重花器成形1.jpg

そして、②の削り・装飾の段階で、透かし彫りを入れます。
二重構造の成形や透かし彫りは、通常の器づくりよりも手間がかかります。

2重透かし彫り花器の構造.JPG

その後、乾かして素焼きをすることになります。しかし、乾かす段階でホッとして気を抜くと、ヒビが入ったり割れたるすることが多くあります。

粘土は乾くときに、水分が抜けて縮みます。通常の器でれあれば問題ないのですが、二重構造の場合は、外側と内側の粘土の乾燥スピードが異なるため、縮みの差が生まれやすく、それがヒビや割れの原因になります。


透かし彫りを施した器づくりは、手間が掛かり気を使った制作になりますが、他にはない個性的な一品に仕上がります。

透かし彫り醤油さし1.jpg
2重一輪挿し(黄色)4.jpg

現在制作途中のものがありますが、完成したらblogに掲載します。

<Dream Craft'S GALLERY>
https://minne.com/items/7028569
https://www.creema.jp/item/3003467/detail



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。